先物オプション,手口分析

7月7日(水)の日経平均予想

前回の答え合わせ

昨日の日経平均予想レンジでは、28,300円~28,800円を予想しましたが、実際は27,587円~28,748円でした。ただイブニングのナイトセッションでは先物価格が一時28,240円を付けるなど下落基調であったこともやや狙い通りに動いたなという印象。この動きは金曜日時点での相場予想通りでした。

本日の予想レンジ

本日の日経平均予想レンジですが、27,900円~28,500円を予想します。

予想レンジの理由

本日は28,000円を割って27,000円台で終値を形成するか、28,500円まで引き寄せられるかの2択だと思っています。ですので買いでも売りでも正直かなり難しい相場です。前場時点で28,000円割れとなれば反発を見越して買ってもいいと思いますが、これもかなり少量で試す程度が吉。28,000円割れで大引けとなれば下落トレンドを形成します。(三角レンジの下値突破)

今回この値幅で予想に至った経緯は、2つあります。まずは全体的に先物市場が下落基調であるということです。個人投資家もプットオプションを買っていますが、機関投資家も買っています。コールよりもプットの方が売買代金が多く、下げ圧力が強そうです。また、コールの売買金額も限定的で上昇するにしてもそこまで強い相場ではなく、すぐに叩き売りに遭ってしまう可能性が高い売買代金です。ただ両者売買代金もそこまで多くはないので、横ばい相場になる可能性も高く、相場中の機関の動きに注目したいところ。

次にABNアムロクリアが月曜から28,000円のプットオプションを買い戻しているところに注目しています。先週までは1,518枚のプットオプションをショートしていました。このことから28,000円は壁であると考える先物トレーダーが多く、下落しても買いが入っていました。ところが月曜日に748枚を買戻し、火曜日には380枚を買い戻しています。残り390枚がショートされていますが、本日これを全て買い戻すような動きとなれば今度は28,000円で蓋をとじ、27,000円台で推移させようとする動きに出るのではないでしょうか。

空売り比率チャート

空売り比率合計:39.6(前日比-5.6)

昨日の日経平均株価は前日比+45.02円のプラスでしたが陰線引けでした。にも関わらずこれだけ空売り比率合計が低下していると売りに拍車が掛かり更なる下落の可能性はあります。実際に直近中央値よりも低く、下落する可能性の方が高いことが分かります。本日も陰線で大引けとなると、その値幅によっては三角レンジを突破し、更にボリンジャーバンドも下目線となってしまいます。距離はありますが、VWAPラインを抜けると突発的な大暴落の可能性も捨てきれず慎重に期さなければなりません。

信用残チャート

直近買い残:33,643億円(先週比-476.9億円)

機関投資家の手口分析

天下のゴールドマンサックス証券は28,000円のプットオプションに558枚も買いポジで保有しています。本日28,000円割れかそれに近い水準まで下がれば先物をショートし、ITMにまでポジションを持っていく可能性はあるとみています。但し、29,875円のコールオプションにも960枚の買いポジ保有があり、30,125円にも500枚の買いポジがあることから上に行く可能性も捨てきれない様子です。いずれかを外した場合には大きく傾く可能性もあり注視しなければなりません。ただ日経平均先物Largeはショートポジションを持っているところを見るとやや下落の方が利益が大きい気がします。

総評

本日は前場時点で強い下落があった場合でも様子を見て、28,000円付近で反発するような場合は少ない資金で順張りによる買いを攻めてもいいのではないかと思います。しかし天井を28,400円~28,500円付近と見て値幅では100円~150円を獲得できたら満足決済で手放した方がたたき売りのリスクを回避できるのではないかと思います。個人の投げ売りが更なる売りを呼び下落に期しても27,800円付近で買戻しの動きが入ると予想。この付近まで落ちれば積極的な買いはアリだと思いますが、これが後場の後半や大引け近くで見られるならばそのまま様子を見るということで何もしない方が吉だと思います。

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