先物オプション,詳しく学ぶ

先物オプションの危険なチャートをご紹介します【オプショントレーダー必見】

先物オプション取引をこれから始める人はもちろん現在進行形で取引されている全てのオプショントレーダーに本記事を見て頂きたく執筆しています。現物株と異なり、時間が経てば消滅してしまう為、一種の記録としても残しておきたく思います。本記事を読まずして先物オプション取引を行うのは危険です!

本記事で学べる内容

先物オプション取引の特殊なチャート

危険なオプションチャートを紹介

先物オプション取引とは?

日経平均先物(原資産)を主な対象とした権利を売買する先物取引の一種です。将来の価格を予想する取引で両者の意見が食い違った場合にのみ取引が成立します。

上記サイトでは先物オプション取引について小学生でも分かる様に丁寧に解説しています。冒頭文の説明で分からない方は是非ご一読ください。

株と違うところ

現物株では100円で買った株が110円になれば10円の利益、80円になれば20円の損失ですね。でも先物オプション取引はもっと大雑把な売買になります。例えば、

「来週中に日経平均先物価格が300円以上上昇する(300円以上は上昇するけど天井は分からない)」とか、「1,000円以上の下落は起こらない。上昇してもせいぜい800円程度かな?」といった内容です。

凄くざっくりしていますよね。極端なものでは「来週は5,000円以上上昇しない。」※1週間で5,000円以上上昇したことは無い

これでも取引が成立することがあるんです。

チャートが特殊

これは実際の先物オプション銘柄のチャートです。時々反発したり停滞したりしていますが、基本的には右肩下がりであることがお分かりいただけると思います。

先物オプションはコンタンゴの性質と同等なものを持っているので右肩下がりである傾向が強いのです。コンタンゴ率は不明ですが、推定するならば原油以上ボラティリティ指数未満といったところではないでしょうか。

▼コンタンゴについて

コンタンゴについて簡潔に解説しています。

▼更に詳しく解説しています。

つまり単純に売れば儲かります。ただ当然、そんなに美味しい話はありません。しっかりとした罠が隠されています。本記事では罠の部分まで解説しています。ご安心ください。

右肩下がりの要因

先物オプション銘柄が右肩下がりに下がり続ける要因はTime Decayが理由です。上記サイトの最下部にTime Decayについての詳細が書かれています。先物オプション取引は「証拠金を制する者は、先物オプション取引を制する。」と言っても過言ではありません。

その証拠金についても詳細に解説しているので、これから先物オプション取引を始めようと考えている方や証拠金について少しでも理解を飛ばしている方は読んでおいて損はありません。

ただ売ればいい?

先物オプション取引には空売りという概念がありません。でも下落に投資することは可能です。その方法は「コールオプションを買う」か「プットオプションを売る」かの2択から選びます。

   メリット      デメリット   
コールオプションの買い・利益が特大
・損失が限定
・損失確率90%
・先払いで損失
プットオプションの売り・前受け利益
・利益確率90%
・損失が特大
・損失率10%

下がる方に投資するなら上記の条件から自分に合った方法を選択すると良いでしょう。コールを買えば高確率で損をしますが、勝った時の利益は特大です。反対にプットを売れば高確率で利益を獲得できますが、負けた時の損失が特大になります。

これは性格によるところでもあるので、どちらが良いかは現時点では申し上げ難い部分です。ただ別記事では詳しく解説していきます。またプットオプションを単一でショート(売る)するのは上級者のみが行っても良い高等テクニックであることも今のうちに話しておきます。

危険すぎるオプションチャート

プットオプションを単一で売ってはいけない理由を説明します。以下のチャートは2020年6限月の17,500円プットオプションチャートです。銘柄名は気にする必要はありません。

2019年11月22日時点では1枚あたり100円の値が付いていました。その後は順調の右肩下がりになっており2月20日の時点で33円まで下落しています。ところが新型コロナウィルスの影響で株価が暴落。2月25日には115円まで上昇し、3月13日には1580円まで暴騰しています。

これは同時期に設定した日経平均先物価格のチャートです。2月20日までは高値圏を維持していた株価も新型コロナウィルスの影響で暴落する初日が2月25日だった様子が分かります。この2つのチャートを見てもらえば分かりますが、両者の関係性は以下の様になっています。

日経平均先物価格の上昇オプション価値の下落
日経平均先物価格の停滞オプション価値の下落
日経平均先物価格の下落オプション価値の上昇
※プットオプションの場合

実際にいくら必要だったのかを計算してみます。2月2日時点ではオプション価格は100円でした。1,000倍なので10万円です。これにSPAN証拠金を加えますが、かなり離れたポジションなのでSPANは42万円程(仮定)ですので、1枚あたり約52万円で10万円の利益を狙っていたことになります。

しかし1580円まで上昇しているので評価損失としては1枚あたり148万円。加えてSPAN証拠金も2倍近くになっていたと思われます。従って、1枚を保有し続けるのに200万円以上必要だった訳です。

仮に投資金500万円の人が2月20日の時点で5枚程保有してしまったら3月13日の時点で1,000万円以上を請求されキャパシティオーバーで強制決済。オプションバリューから計算するに約600万円近い損失。50万円足りないので50万円が借金。

となってしまいました。これがプットオプションのシングルショートの怖い例です。ただコロナウィルスがあったからでしょ?と思う方に次も是非読んでください。

毎年発生している

実はプットオプションのシングルショートまたはコールオプションのシングルショートで壊滅的な損失を被っている人は毎年の頻度で出ています。決して他人事ではありません。特に投資初心者が多く、ベテランである程その可能性が低くなっている様子も伺えます。

気を付けること

ではオプション取引を行う場合にはどのようなことに気を付ければ良いのか?ですが、これは専門的なことになるので次回以降の記事で「先物オプション戦略」を執筆します。そちらをご確認いただければと思います。

勝てる投資をしよう

筆者は6年以上、先物オプション取引を行っており毎年利益を出しています。つまり利益を出し続けられる人もいるわけです。その方法を公開しているので是非参考にしてみてください。

先物オプション取引は全投資の中で最も難易度が高いと言われています。他のサイトでは本当に取引経験があるのか疑わしい内容の記述もあります。是非とも、沢山勉強して頂いてその上で自分で戦略を練って投資して頂ければと思います。

勝てれば楽しいですし、先物オプション取引だけでサラリーマンの年収を稼ぐことが可能です。それもサラリーマンをしながらですから世帯年収1,000万円超も夢ではありません。是非この魅力を体感して頂きたく思います。

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