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2021年8~9月の株式相場を展望

最近は株式市場が荒れています。ネット界隈では破産を意味する退場という言葉を口にする方も増えてきました。現在、じわじわと崩壊が進んできています。

何気に今年はずっと下がっている

これは2020年8月~2021年8月までの1年間を日足で示したチャートですが、写真の真ん中からはずっと垂れ下がっているのが見て分かります。実際、2月16日に30,720円の高値を付けてからずるずると下げているような状態です。高値と安値が徐々に下がっていく状態にあるので完全な下降トレンドにあります。

コロナショック以降から2021年1月までの上昇トレンドとは異なり下降トレンドでは原則利益獲得は難しいことが前提にあります。統計的には2021年は利益となった人よりも損失になった人の方が多い実態もございます。

時折、先物は下落する方に投資することも出来るのだから下げトレンドでも儲かるのではないかと指摘を受けますが、これは少し誤解があります。株は上がるものと考えるのが普通なので、いくら下落しているからといって下落で儲けられる人はかなり限定的です。更にショートではいくつかの制約もあります。

こういった中で利益獲得は至難の業と言えます。先物トレーダーの方で売りで儲けられる人は大きな急落があった場合ぐらいでしょう。コロナショックとかああいうやつです。こういうなだらかな下げに対し、ショート(売り)で利益を獲得できる人は10万人に1人くらいです。(実際、大半が損していますしね・・・。)

この下げは必然

もう少し広げて見てみるとこの下降トレンドも納得がいくでしょう。下の画像を見て下さい。

これは先ほどの画像よりも期間が1年長い2年物にしたチャート画像です。コロナショック以降大きく株価が回復しているのが分かります。(黄色矢印の区間)この期間が約14ヶ月ありました。実際、この期間で、損した投資家はほとんどおらず、ネットの掲示板でも「株ってこんなに簡単だったんか?」というスレが立った程です。

今後の流れで考えられる動きは2つ

過去の動きを見てみると、長く上昇トレンドが続いた後でこの様になだらかな下降トレンドが長期間にわたって継続した時のその後について調べてみましたが、2通りの動きがあります。1つは底を打って再び上昇トレンドを形成する動きです。実際、この動きの方が多く、可能性としては高いと言えます。もう1つは、ストン下げです。落とし穴を踏んだかの如くストンと一気に下へ落ちて下落速度が急増する動きです。2015年8月末や2018年2月などがいい例です。

このストン下げは一気に市場を総悲観ムードに変えてしまいます。そもそも儲かっている人よりも損している人の方が多い中で、留めの一発とも言えるストン下げに直撃してしまえば資産は全損失してしまいます。先物に至っては元本が消失してしまうばかりか借金までいく可能性もあるでしょう。

確率で言えば底を打って上昇していく方が高いと思いますが、ストン下げで破産する可能性があるのならば希望的観測には賭けず、結果が出るまで静観する方が良いのではないかと考えています。実際、底を打ったらまた1年くらいは上昇していく(ことが多い)ので、その上がっている最中に順張りで入ればいいじゃないかと個人的には思います。

負ける投資家の特徴(たぶん100%)は常にトレードしている人です。ネットではポジポジ病と言われていますが、動き続ける値動きに耐えられず手を出してしまうという現象です。はっきり言ってこれはただのバカです。ネットやYoutube配信している人でもよくいますが、本人もいまは休むのが正解だと言っているにも関わらずポジションを取ってしまうんですよ。休めるのだから休みましょうよと思うのですが( ^ω^)・・・。

今はノーポジ・ノートレがベスト!!!

2021年7月9日に200日移動平均線(画像の線でピンク色の1番下の線)をタッチしています。同月20日には完全に下回っており、それ以降は行ったり来たりの値動きを見せています。200日移動平均線というのは最強のサポートラインとされており、大底の目安とされています。よっていまが大底と考えるのも正解と言えば正解なのですが・・・。

200日移動平均線を下回るとこれが今度はレジスタンスラインになってしまいます。総悲観モードの突入です。総悲観モードはかなり期間としは限定的ですが、前述したストン下げのリスクが急上昇するのでこういう時は手を出さないに限ります。

冒頭でも説明しましたが、2月以降は高値と安値が階段の様に切り下がって下落しています。直近高値の29,000円を超えない限りは上昇トレンド回復とは言えないでしょう。では今の日本株に29,000円を超える力があるのか?と言われるとそんな力は無いと思ってしまいます。

ファーストリテイリングのウイグル自治区問題

今年の7月2日にフランスがウイグル自治区での人権問題を巡ってUNIQLOを運営しているファーストリテイリング社に捜査が入りました。この出来事を受けてファーストリテイリングの株価は急落しています。日経平均株価(先物)の構成銘柄であり、最も株価に影響力のあるファーストリテイリングの株価が急落している為、日経平均株価の上昇も上値が重いのです。(前のチャート画像を見て下さい。200日移動平均線に株価がタッチしたのも同じ時期です)

中国当局の規制強化

同じくファーストリテイリング同様に日経平均株価を支えているソフトバンク株も連日年初来安値を更新しています。ソフトバンクは中国によるところのビジネスが多く、中国との関係性が悪化するとよく影響を受けていましたが、現在は中国当局による規制強化を嫌気しています。

またソフトバンクは自社株買いを頻繁に行うことで有名ですが、株主総会で株主から自社株買いを求められた際に孫社長が「大概にして欲しい」、「株価は後からついてくる」、「少し長い目で見ていただきたい」と強く反論しました。孫社長は株主ファーストで有名な方なので、こういった発言は意外でした。

ソフトバンクG孫社長、「大概にしてほしい」と総会で株主に反論 – Bloomberg

こうした実態を見ると、今は経済が不安定なので、株への投資は控えてキャッシュ化して落ち着くのを待つのがベストだと筆者は思います。

2021年8月13日SQ予想は結構な上昇を予想

直近SQで来週の週末は日経平均株価が28,500円以上になっていることを予想し、筆者は既にコールオプションを購入しています。購入に至った経緯については、先月のSQからずっとABNアムロクリアが28500円以上になることを想定したポジションを組んでいました。ただアムロが取る過去の動きから28000円の節目にドカっと買いを仕込むような先物の動きがないと釣りである可能性もあってかなかなか難しいと思っていました。

ですが8月4日にABNアムロクリアが28000円の節目にかなり大きな金額を投入してきてラスト1週間で怒涛の上昇を見せるのではないかと考えています。この怒涛の上げに賭けてコールを仕込んだというところです。

2021年8月16日~8月末までは軟調に推移

8月13日の時点で大きく株価を上げてからは一気にかかと落としをかましてくると思っています。いうところのファーストリテイリングとソフトバンクの押し目買いが起こったとか何とかの適当な理由を付けてまた株価が爆上げすると思いますが一瞬の火柱を予想しており、仮に28500円以上になれば、ここでショートに転換する予定です。さすがに29000円なんて価格にはならないのではないかと・・・。一応、様子見とショートで揺れ動いています。またその時々の状況を注視してその時点で判断すると思います。(たぶん様子見)

大方28,800円~26,900円の中で足早に落ちていく気がしています。

2021年9月上旬でドカ下げ

よくあるパターンとして、最後の最後に〆のドカ下げをして25,500円~26,200円付近が底値じゃないかと思っています。さすがにここまでくると日銀(政府)が保有している株価にも影響が出るのでしっぺ返しの財政出動がくると思います。(短期的には上げ材料でも1年~1年半以内に回収の動きをするので下げ材料)

2021年9月中旬~末で転換

そして9月のSQ通過あたりで上昇トレンドに再び転換して、日経平均株価3万円を目指すんじゃないかなと思っています。

割と今のところ想定する動きの通りなので、このままこの動きを維持して欲しいなと思っています。何にせよ今の日経平均株価は割高なので、下げないと買えません。

今後の動き↓

この値動きをいま頭の中に描いていますが、この動きとなることを前提にした売買戦略が以下の2つです。これは好みもありますが、後者を選択すると確実です。(前者はドリームがあるので投資で生計を立てていない人や遊び感覚でやってる人は挑戦の価値アリ)

日経平均株価28,000円超えでプットを買いまくる

筆者は28,500円、何なら28,800円もあると思っています。ただ市場の売買動向を見るに28,000円が最高値だと思っている人が大多数です。(その大多数の人が28000円で売り仕掛けをするから機関投資家が刈り込む意味で28,800円までぶち上げていくと思っていますが・・・)

でも28,000円で転落する可能性はあるので、28,000円を超えてから断続的にプットを買いまくるんです。ダウ先が35,200ドル~100ドル刻みで歩調を合わせてプットロングもアリですね。

プットロングはどこまで狩られても損失は限定されるので果敢に挑戦したいところですね。筆者もお試し感覚で30万円分くらい買おうと思っています。30万円でも当たればたぶん500万~800万くらいになりますからね。ドリームを狙って買うのはアリなんじゃないかと思いますが、ハズレの確率が90%なので、ハズレても笑える金額で・・・。

ひたすら静観(オススメ)

もう何もしないです。これが正解だと思っています。何なら9月末まで2ヶ月くらい休暇を取ってもいいと思います。休むも相場と言いますから、確かにこれまで利益が恒常的に続いていたのに2ヶ月間利益が無いのは残念な気持ちが出ると思います。でも損失する可能性もあれば、カラダを休めることで10月以降の上げ相場にノリノリで乗れるというメリットも大きいです。

何より静観っていうのは利益もないですが、損失も無いのですよ。一歩後ろで、マクロの目でマーケットを分析できるので筆者は静観したいなあというところです。

筆者の手口

いま持っているのは8限月コールオプションのロングです。10万もないくらいですが、当たれば100万位になるというドリームを狙っています。

で、これが終わったら今度は28500円~28800円付近に株価が到達したら9限月のプットオプションを買いまくります。26,000円~27,000円付近のプットをその時々のIVとかをみて割安判断で拾っていくと思います。ここでは100万くらいの予算感でやりたいところです。

100万くらいの予算感というのは100万の損失が確定しますが、当たればドリームです。だいたい450万~1200万くらいになるイメージです。当たればですよ?外れる確率は90%なので!!!ジャンボ宝くじより当選確率は高いので、宝くじ感覚で行ける人だけです!!

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