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2020年の米国経済を徹底予想!トランプ大統領の再選はある?

日本の経済に大きく関わりを持っている米国経済。米国株が上昇すればつられて日本株も上昇し、下落すれば揃って下落。これは今も昔も変わりません。米国に数多くの日本企業が関係を持っていることから当然、2020年以降もこの関係性は続くでしょう。

即ち、米国経済の行方を知ることは今後の日本株での運用のヒントに繋がります。そこで現在まで入っているニュースを見返してヒントを探っていきましょう。

次期、米国大統領はバイデンか

大統領就任直後から株価を大きく下げ、しかしその翌営業日から前日の下落分以上の上昇を見せるなど世界の株価に多くのボラティリティを生んできた現大統領のトランプ氏。しかし2020年11月の大統領選挙での再選は可能性として低いと言えそうです。

出典:SBI証券 HYPER SBI NY DOW 2017/1/20 ~ 2020/3/21

これまでトランプ大統領が自身のTwitterや演説で自身が就任してからの米国指数が凄まじい勢いで上昇していることを強くアピールしてきました。しかしコロナウイルスの影響で2020年3月21日現在は就任時の19,848ドルから19,173ドルと下回ってしまいました。

更に皮肉なことにトランプ大統領はFRBパウエル議長の利下げ方法について毎回罵詈雑言を浴びせていました。「全然利下げしていない。」や「もっと早く決断すべきだ。」と、そこでFRBパウエル議長は、かつてない大幅利下げを実行。トランプ大統領は初めてFRBパウエル議長を称えました。しかし市場はそれほどまでに深刻な状況であるという受け止めをしたのか大きく株価を下げ現在に至ったのです。

トランプ大統領の支持率は現在44.3%(不支持率は52.0%)と劣勢で、更に就任当時掲げた政策のうちそのほとんどは守られていません。(達成した公約もハンコを押せば達成できるというものがほとんどで人物が持っている力で達成したものは少ない)

短期トレーダーにとってはボラティリティが生まれた方が稼ぎやすい為、投資収入で生活する専業投資家にとっては痛い状況ですが、再選は難しいと言えそうです。

一方、筆者の中で次期大統領に最も近いとされているジョー・バイデン氏はアメリカ東部のペンシルベニア州出身で実は2009年に副大統領を務めている実績があります。

バイデン氏は1988年と2008年の大統領選挙にも立候補していますが、演説の盗用疑惑を指摘されたりトランプ大統領からは「Sleepy Joe(意味:寝ぼけたジョー)」と揶揄されるなど日本での印象はあまり良くは無い。

しかしバイデン氏の大統領誕生は少し消去法の様な部分もあり、不安を隠せない。バイデン氏が大統領候補に急浮上してきたのはサンダース氏が頭角を現したからであります。

サンダース氏は法人税率の引き下げや歳出拡大、学生ローンの債務帳消しを掲げている一方で、富裕層税やグラス・スティーガル法の復活も政策に入れています。若い世代からは圧倒的に高い支持率を得ていますが、富裕層世代からは敬遠されており、一説ではサンダース氏が就任することで米国経済はひどく冷え込むとまで言われています。

GSがGDP成長率予想を-24%に引き下げ

https://fortune.com/2020/03/20/coronavirus-economic-predictions-goldman-sachs-recession-gdp-2q-2020/

Fortuneによるとゴールドマンサックス(GS)はアメリカ経済4-6月期のGDP成長率予想を-24%に引き下げると発表しました。1-3月期の予想は-6%で7-9月期は+12%、9-12月期は+10%です。また少し前にドル円も95円まで落ち込むと予想しています。

このことからもコロナウイルスの影響で経済が冷え込み米国経済が失速することを説明しています。年後半には回復基調にあるとするものの、このままいけばアメリカはリーマンショック時以上の経済危機に陥り、失業率はリーマンショックを超える可能性が出てきそうです。

不幸中の幸いとしては、リーマンショックは金融危機であってコロナウイルスは金融危機ではありません。従って、経済の回復はコロナウイルスの対抗手段(ワクチンや治療薬)に掛かっており、これが達成されれば経済の回復はとても早いと言えます。リーマンショックの様に1年以上、経済が停滞するようなことは考え難いです。ただ対抗手段が見つかればの話ですが・・・

原油価格の暴落

2020年3月21日現在の原油(WTI)の価格は19.84ドルと20ドルを下回ってしまいました。これはこれで混乱を生む材料です。なぜなら原油価格の暴落はアメリカ経済には向かい風と言えますが、日本経済には追い風だからです。

とは言え、追い風となるには少し時間を要します。こうした背景も2020年後半に大きなチャンスといえそうです。

まとめ

  • 次期大統領候補はバイデン氏か?
  • 2020年前半は様子見姿勢を強めた方が無難もしくは豊富な資金を用いてナンピンしながら株を手放さず大量保有に出るか。
  • 2020年後半からは経済が回復する可能性が高い。

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