資産運用

シングルショート法|高利回り運用法

本当に注意!

全ての運用法や銘柄紹介時に必ず述べていますが、本運用法は特に注意して頂きたいので文頭に注意書きを加えさせて頂きます。本運用法は、ノンリスクヘッジ方法なので多大な損失を伴う場合があり大変危険な運用方法です。熟練の技術や相場経験が無ければ全資産を消失するばかりか最悪、借金を背負う可能性もある大変リスクの高い運用方法です。投資経験が未熟な初心者様は読み物としてご覧いただきますと幸いです。

特徴

本運用法は、非常に少ない資金で非常に高額な利益を獲得できる可能性のある運用方法です。可能性があるだけで時として準備していた資金以上の資金を要求される場合があります。

出典:SBI証券 HYPER SBI 先物OP <アプリケーション>

上記では2月29日の夜間0時17分にポジションを1枚保有し、2日後の3月2日朝9時40分に決済したものですが、199,120円の利益を獲得することが出来ました。このポジションを保有するのに必要な資金は、たったの350,000円程でした。

2日で利回り57%!?

たったの2日で脅威の50%超えの利回りが生まれました。これは特別珍しいことでは無く、毎月、少なくても年に8回程度はこのチャンスが生まれます。この日はたまたま獲得しただけで、筆者も普段はもう少し利回りは低いです。

出典:SBI証券 HYPER SBI 先物OP <アプリケーション>

普段は10万円以下がほとんどです。これは1月8日の朝9時20分にポジションを3枚持って、翌営業日の夜9時39分に決済していますね。これも30万円くらいしか資金は必要としなかったと思います。(いちいち覚えていないので間違っているかもしれませんが、大きな誤差は無いと思います)

頻繁にはやっていない

上記写真が全てではありませんが、毎日の様に取引しているわけではありません。取引機会を伺って、チャンスがきたなと思えば売買するようにしています。そして毎日取引してはいけない理由があります。

利少損大?

利少損大という言葉があります。これは利益は小さく損失が大きいという意味ですが、本取引法においては利少損特大と言えます。現に毎年この運用方法で資産の全てを消失している人がいるくらいです。

損失する理由やその金額は後述しますが、ポジションを保有した時に掛かる金額の数倍~数十倍にも膨れ上がってしまいます。つまり、10万円を取りに行って500万円損失してしまった。というのも決して珍しい話では無いんです。

これは脅しでも無く、強調して書いているわけでもありません。本当の話なんです。

なぜ紹介したか

それではこんな危険な方法をなぜ紹介したか?ですが、後に紹介する運用方法に繋がる為、記事を執筆しています。筆者としては本運用法は試して欲しくありません。でも本運用法を知らないと後に説明するオススメの運用法を理解することが少し難しいと思ったので、筆を取りました。

「掛け算を知るには足し算から」ということです。本運用法は、掛け算を知る為の足し算だと思って知識の一環として知っておいて頂きたいです。

先物オプション市場に投資

取引市場は写真に既に登場しているので経験者はご存知でしょうが、先物オプション取引で本運用法は試すことが出来ます。

※先物オプション取引は現物取引や信用取引、FX取引などの経験者でないと取引することが出来ません。(いきなり先物オプション取引は口座開設が出来ないという意味です)

運用方法

本当に単純ですが、コールオプションまたはプットオプションを新規売りして終わりです。ただ資金量に応じてATMから離して取引するようにしてください。OTMのオプションでも構いませんが、直ぐに決済することを考慮するとATM寄りの方が良いでしょう。

極度のOTMでのショートはリスクが逆に高くなることを理解してください。結局は原資産が建玉の値に近付けば近づくほどオプションバリューは高騰するし、IV値も上昇するので現時点におけるシミュレーション計算とは限りなく誤差が出てきてしまいます。

それでも遠目のOTMでショートする場合は、コールとプットの両方でストラングルショートを合成することでヘッジさせた方がいいです。

しかし極度のOTMでは本投資法の説明とは乖離が出てしまうので、やはりオススメではありませんが・・・。

オススメは200円前後

筆者オススメ(くどい様ですが、この方法自体がオススメではありませんが)の値は200円程度の値が付いたオプションをショートすることです。そして最大でも100円で決済します。

理由は100円以上は5円刻みですが、100円未満は1円刻みになるので割安感が出てしまいます。その為、2月29日に建てたポジションは100円で決済しています。100円で指値をしていただけですが・・・。1月8日に建てたポジションは44円ですが、この時は通常のIVよりもかなり高かったことから少し警戒した為です。

参考指標には空売り比率を見よ

空売り比率というのは、投資家(機関投資家と個人投資家の両方)が今どれだけ空売りを仕掛けているかが分かる統計データです。空売りを仕掛けているということは、いずれ決済買いするということです。決済買いするということは、上昇要因になること。つまり、空売り比率が高ければ高いほど上昇する可能性が高いという意味になります。

https://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/short-selling/index.html

上記リンクから日本取引所グループ(JPX)の空売り集計ページに移動することが出来ます。

https://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/short-selling/index.html

直近の日付をクリックすると、上記画像の様なPDFを取得することが出来ます。真ん中の空売り(価格規制あり)は機関投資家が空売りしている比率で、右隣の空売り(価格規制なし)が個人投資家の空売り比率です。両者を合算した数字が左にある実注文の比率です。

  • 全体の空売り比率59.0%
  • 機関投資家の空売り比率30.6%
  • 個人投資家の空売り比率10.4%

上記写真を参考にするとこんな感じです。

ちなみに59%はかなり高いです。50%超えでもかなり高いので、異常値です。あんまり参考にならないかもしれません。いまはコロナウイルスの影響で雪崩売り状態なのでしょうがないでしょうけど・・・。

筆者はこの状態でもまだノーポジです。もうひと段落あるかもしれないので、警戒しています。

みたいな感じで、空売り比率が高くても経済状況によってはあんまり意味を持たないかもしれません。ただコロナウイルスが影響している今はかなりイレギュラーですが・・・。

通常は40%を目安にする

筆者は普段は40%を目安にしています。45%位までいって、特に日本と海外の政治経済に不穏な動きが無いようであればポジション取りする可能性が高いです。逆に30%台であればポジション買いする可能性が高いです。ただ空売り比率が低いからといって直ぐに空売りされる訳でもないので、やはりここもケースバイケースになってしまいます。

政治経済は凄く凄く大事

筆者は元々全く利益が取れませんでした。理由はテクニカル分析にこだわっていたからだと思います。チャートを見て売買していた頃は全然勝てませんでした。でも日本と海外の政治経済を情報収集していくうちにチャートを見なくても勝てるようになったんです。

ですから政治と経済を知ることは利益をあげることに直結すると思います。これは結構自信がある話です。

日経新聞

日本の政治経済を知るには新聞が1番良いです。オススメはやっぱり日経新聞です。経済について細かく書かれていて本当に読んでて面白く、損が無いです。日経新聞の他には読売新聞や産経新聞もオススメです。日経新聞だけでは物足りない時にこれらを読むようにしています。

THE WALL STREET JOURNAL

海外の情報を知るには海外の新聞が良いです。THE NEW YORK TIMESの方が日経新聞寄りの気もしますが、和訳が無いので英語が苦手の人はWSJの方がいいでしょう。ただ発行部数で言えばWSJの方が上です。

WSJは国際版日経新聞みたいなものだと思っても良いと思います。凄いところは英語版はもちろん、アジア版、欧州版、日本版、中国版と世界全体を網羅しているところですね。WSJも見ていて飽きないですし、ちょっとカッコイイです。出来る大人感が出せます。

Bloomberg

金融情報の配信会社です。運用部にはBloomberg社が提供している端末があるのですが、Bloomberg社の情報端末は最高峰なんです。トップトレーダーしか扱うことの許されない情報端末なんですね。

そんなBloomberg社も株価に与える経済情報をよく発信しています。Web上で見るものなので、筆者的に1番見ているのはBloomberg社の情報かもしれません。リンクを貼っておきます。是非1度チェックしてみてください!

https://www.bloomberg.co.jp/

まとめ

  • シングルショートは危険な運用方法
  • 全資産を消失してしまう可能性がある
  • 資産がマイナスになる人も多い
  • ATM寄りのポジションを保有して短期決済が効率的
  • 空売り比率を見て取引機会を伺おう
  • 国内外の政治経済に関心を持とう

文中でも紹介しましたが、後に紹介する運用方法をより理解して貰う為に本運用法を紹介いたしました。この運用法はかなり難しく、超上級者向けの運用法なので初心者の方は特にそのことを理解してください。

合わせて読みたい