先物オプション,詳しく学ぶ

お金が無い人必見!証拠金の管理方法[先物OP]

先物オプション取引で切っても切り離せない関係にあるのが自分の証拠金を管理することです。こればかりは投資家の資本力と保有銘柄。更には、保有銘柄をいつ売買したか?も証拠金額変動理由に該当するので自分で管理して貰う他ありません。

もちろんBuzzBullコンサルを受けて頂いている方なら無料でアドバイスは可能ですが、証拠金は結構タイムリーなものなので、返答する間に最悪の事態を迎えてしまう場合もあります。極力、自分で解決できるようにしましょう。

少しでも分からない状態のまま取引しないことが無難。BuzzBullコンサルではしっかり教えますので、少しでも不安に感じるなら遠慮せずに相談してください。何度でも無料アドバイスが可能です!

最悪の事態は、証券口座の強制解約&ブラックリスト入り

証券口座の凍結強制解約)及び2度とその証券会社で取引が出来なくなってしまう可能性があります。現に筆者の周りでも2度と証券会社で取引ができなくなった人を見ます。他の証券会社まで情報が回って~とかはありませんが、先物オプション取引において優位性のある証券会社からNG判定を受けてしまうのは非常に痛いことです。絶対に避けなければならないことをご理解頂けたら嬉しいです。

対応するに与えられた時間猶予は約3~4時間

証拠金管理が甘いと追証(おいしょう)が発生します。追証が発生すると、証券会社側から「追加で〇〇万円をご入金ください」と通達がきます。この通達はだいたい夕方のイブニング市場が始まる16時半頃にやってきますが、イブニング市場で追証に達すると、翌朝に通達が届く訳ですが・・・。

この通達が朝届いてから15時までに先物オプション口座に振替入金しなければ強制解約されてしまいます。先物オプション口座への反映は即座ではありません。1時間~2時間の時間が掛かります。なのでその日の12時頃迄に入金しなければならないのです。

インターネットバンクならまだいいのですが、紙の通帳だと金額によりますが銀行窓口まで行く必要があるので要注意です!!

いくら必要かはその人次第

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参考:(1) フランチェスコ・フィラーノ【f.f】 on Twitter: “追証きてるぜぃ❗ #株 #大損 https://t.co/PehReo9bur” / Twitter

追証の金額はその人の資本力に依存するので、いくらになるかは分かりません。数万の場合もあれば、数十万数百万の可能性もあります。筆者も過去2回追証を受けた経験がありますが、1500万くらいの運用資本で300万くらいだった記憶があります。

ただもちろんポジション状況にもよるので同じ1500万でも10万の人もいれば1000万の人もいるわけです。つまり未知数なわけです。

1つだけ真実なのは、二次考察がきちんと出来ていないと追証になるわけです。しっかりと二次考察しましょう。二次考察(リスクヘッジ)については下の記事で纏めているのでまたよかったら見て下さい。

注意すること

では証拠金管理の本題の前に、注意しておかなければならないことを先に記述します。

毎日3回、口座を確認すること

証拠金の金額は毎日変動します。追証が来ていないか毎日確認しましょう。追証はしっかりと資金管理していれば滅多にくることはありませんが、相場は常に個人投資家を裏切ってきます。いつくるか分からないのでちゃんとチェックしましょう。最初は08時45分~09時00分の間で1回、次は10時頃にもう1回、最後は17時頃にもう1回です。

ポジションを持ち過ぎない

SPAN証拠金は必ず変動します。安くもなりますが、高くもなります。今の証拠金額を基準に考えないで必ず高くなった時のことを考えて取引しましょう。

二次考察はしっかりと行うこと

必ず二次考察まで行うこと。一次考察だけに留めたりオプションを単一で売らないことです。この辺は下の記事の最後の方にちょこっと書いておきましたので、またご覧ください。

証拠金管理方法

では本題に入ります。先物オプション取引における資金管理方法は、SPAN証拠金の管理になります。コールオプション、プットオプションはもちろん先物mini(ラージ)いずれもSPAN証拠金というのが急に変動します。この変動に耐えられるように日々調整する必要があります。

そもそも

オプションは通常の現物株取引とは違って、お金を払って買うのではなく、証券会社にお金を担保に入れてオプションを受け取ることで取引を行います。先物オプションは時価で価格が決まる為、その時々の相場状況や投資家のポジション状況によって証拠金の金額が変化します。

2022年2限月ATMプットオプション

このオプションを1枚保有するには923,000円が必要とする訳ですが、これ以外にも必要なお金が発生します。

総SPAN額の計算方法

  • 当社SPAN証拠金の金額
  • 該当銘柄の最大利益 ※OP売りだけ。先物は除く
  • 該当銘柄の評価損益
  • 想定倍率(4.56~8.32)

当社SPAN証拠金額×想定倍率+(当該銘柄の最大利益+当該銘柄の評価損益)=総SPAN

を求めます。

ここで注意しなければならないのは想定倍率です。SPAN証拠金は突然高騰します。昨日までSPAN証拠金が10万円だったのに「今日になって32万円になった」というのは本当によくある話です。そこで事前に想定倍率を決めてこれを掛けることで追証回避に備えます。

過去最大20倍以上も高騰したことも

イレギュラーですが、コロナショックの時に20倍以上もSPANが高騰したことがあります。二次考察まで展開していなかったオプショントレーダー(プットを売っていた人)は漏れなく全員死亡していた可能性が高いです。

通常はMAX6~8倍想定で良い

コロナショックの様な相場は頻繁に発生するわけではないし、発生前には機関投資家のポジションが足並み揃って不自然な形になることがあります。こういう時に二次考察を仕込むことで回避するので、20倍は意識しなくても結構です。

ただ何の変哲もない相場でも元値8倍まで高騰することはよくあります。そこで予めSPAN証拠金が8倍になった価格を前提に資金管理します。

上記画像で仮計算すると、以下の様になります。

923,000円×8+(570,000円+200,000円)= 8,154,000円

815万円あるとATMの28125円のプットオプションを売っても追証になる確率は極めて低いと言えます。

これを1つ1つ調べて自己管理していく必要があります。BuzzBull ReportではSPAN証拠金の金額は載せていますが、レポートの購入者がいくらの値段でポジションを保有したのか?は分からないのでこれは個々で管理して頂く必要があります。分からない方はBuzzBullコンサルを受けてください。(無料)

ちなみに筆者は2~6倍想定でいつも調整しています。ただ筆者は必ず二次考察まで行いますし、ポジションを解消する時もショートオプション側から決済するのでそういった配慮が完璧に出来る方は徐々に倍率を下げてもいいでしょう。

最初のうちは特に追証を避ける必要があるので、なるべく厳しめに管理してください。資金管理を制するものは先物オプション取引を制します。これは誇張ではなく、本当にそうだと思っています。

ただ運用資本が10億とか20億もあったらポジション数にもよりますが関係ないので上の計算式は無視してもいいかもしれません。

二次考察を行うとSPAN証拠金が低下する?

特定条件を満たすと低下します。低下こそしなくとも過度な上昇は軽減されます。下は22/02プットオプション25,000円を1枚ショートする際のSPAN証拠金額です。

次に下は22/02コールオプション29,000円を1枚ショートした場合の証拠金額です。

これら2つを一緒に保有すると、375,000円+719,000円で1,094,000円になりますよね。ところが一緒に保有することで以下の金額になります。

これは同限月のプットオプションとコールオプションを保有することでショートストラングルという合成ポジションを組成することができたことによるSPANの軽減が働いています。

[例] ショートストラングル
参考:マネックス証券

株価が上昇しても下落してもいずれの場合でも損と益が発生するので常にドロー状態となる訳ですが、タイムディケイは日々働いているので時間の経過と共に利益が増えていく構図になるので「SPAN証拠金もそんなに必要ないよね」となるわけです。

SPAN証拠金が高騰する理由

証拠金を構成している要因は以下の3つです。各特徴を掴む必要があります。

SPAN証拠金SPANで計算される現在ご自身が保有しているPF全体における翌営業日に発生する可能性のある予想損失額
Net Option価値ロングオプションの総額からショートオプションの総額を差し引いた額。オプションの清算価値。
Price Scan Range日本証券クリアリング機構が定めるSPANパラメーターで、日本証券クリアリング機構が定めるボラティリティにより変化。

SPANパラメーター

色々とありますが、1番の原因は「他の投資家が損をした」状態にある場合にSPANが高騰すると筆者は勝手に考えています。ただ最もらしい答えではあると考えています。実際、追証に対応できない者がいる場合、証券会社はこれ以上追証未対応者を減らすべくSPANを上げることで排除する動きを見せているのではないでしょうか。

「よく分かんない!」って方へ

SPAN証拠金の管理は何度も言いますが、非常に重要です。もし証券会社の方がこの記事を見ているならばとても共感されていると存じます。ただ独学で完全に理解するのは結構ハードルが高いと思っています。そこで解決策はやはり

  • BuzzBullコンサルをご利用頂く(完全無料)
  • 想定倍率8倍で管理する

に、尽きるかと思います。8倍で管理して追証になった人はあんまり見ません。リーマンショックやコロナショックぐらいです。チャイナショックでも8倍まで上がっていないんじゃないでしょうか?

ただ8倍って結構お金必要としますし、余分なお金が入っていることも多いのでひとえに勿体無いです。もっと学習して理解力を深めれば今の資本だけでも損益は増えると思います。

まだBuzzBullコンサルをご利用になられたことが無い方でも説明だけでも構いませんので、ご連絡ください。

info@merrill.co.jp

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