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【プロトレーダー監修】株式投資でおすすめの銘柄を見分けるコツ

大学を卒業後、3年間金融機関でディーラーとして働きました。その後独立して現在は株式投資を始めとする資産運用で生計を立てる傍らで主に週末を利用してこのサイトで情報発信しています。今回はよく質問で頂く株式投資の銘柄選びを教えたいと思います。

目次

  1. 万人受けする銘柄は無い
  2. あなたの投資スタイルはどれ?
  3. 超短期投資
  4. 短期投資
  5. 中期投資
  6. 長期投資
  7. 保有期間が長いと損失が発生しにくい理由とは?
  8. 迷ったらこれを買えばだいたい儲かる
  9. 5月に買って12月に売れ!
  10. バリュー株の分析方法
  11. グロース株の分析方法
  12. 登録した方がいいサイトなど
    1. 万人受けする銘柄は無い

      TwitterやYahoo!掲示板、有名な投資家(主に自称)などから「これ買っとけば儲かるよ」などとオススメの銘柄が載っており焦って飛び付くことがありますが、これはポジショントークと呼ばれる一種の詐欺なので騙されないように注意しましょう。

      大方、その人がその銘柄を保有していて周囲の投資家に買わせる(空売りで売っている可能性もある)ことで自分だけ儲けようとしている可能性が高いです。これは永遠に無くならないと思っています。そして、めちゃくちゃあります。毎日の様に見るので長年投資で生計している我々にとっては日常ですが、これ本当に注意です。

      ただこの記事にもオススメの銘柄は載っています。私が書くのも何ですが、銘柄をお勧めされたらまず疑いましょう。言っていること、書いてあることが正しいのか?ポジショントークじゃないのか?そこから自分で納得してから投資を行うといいですよ。

      特にJASDAQ市場やマザーズ市場に上場されているような新興株はちょっとの資金で動きやすいのでポジショントークの可能性は高いです。東証1部上場企業銘柄なんかはめちゃくちゃ重いです。金融機関でディーラーをしていた頃に3億円ほど東証一部の株を買いましたが、1ティックしか動きませんでした。

      あなたの投資スタイルはどれ?

      まずはご自身のライフスタイルや性格から投資スタイルを決めましょう。例えば私の場合は短期投資と長期投資を行っています。短期投資で買う銘柄を長期で保有しようとは思いませんし、長期投資で買う銘柄を短期で売買しようとも思いません。

      これは銘柄の属性によって性質が変わってくる為です。ではそれぞれについて詳しく見ていきましょう。

      超短期投資

      超短期投資はスキャルピングトレード(10秒以内に決済する高速トレードのことで、金融機関のディーラー達が普段行う基本とも言えるトレード方法です。平日仕事のサラリーマンには時間的にまず不可能です。)が主流です。

      超短期投資(スキャルピングトレード)で選ぶ銘柄は100円~300円前後の小型株や新興株が多いです。理由としては動きが早く少しの時間で大きく値動きがある為です。

      超短期投資で売買されている銘柄は実体経済や業績は関係なく、個人投資家達の気分や地合いで株価が上下しています。個人投資家にとって業績が悪化するとかそんなことはどうでもよくて、その銘柄がより多くの投資家に注目されている=売買が激しい=稼ぎやすいとなるのです。

      なのであんまりオススメはしません。だいたいはプロトレーダーに狩られて終わりです。これは金融機関でディーラーしていたときに教わったことで納得していますが、超短期投資は頭脳とか計算ではなく、体術です。ゲームに近いので、徹夜でオンラインゲームしても苦にならないような人には向いています。あとはパソコンもスペックが物を言いますね。

      とにかくオススメしません。

      中長期投資が慣れてきたら利益の範囲内で遊び感覚でやってみるとかある程度投資が慣れてきたら始めるのはいいと思います。とっかかりでやるようなものではありません。

      短期投資

      いわゆるデイトレードです。1日~3日程度で決済してしまう方法です。これはサラリーマンの方でも出来ますが、短期投資で成功するのは超短期投資で成功するよりも難しいと思います。

      つまり全投資方法の中で最も難しいスタイルです。理由としては、短期投資だとテクニカル分析もファンダメンタルズ分析も通用しないからです。どちらかというとテクニカル分析ですが、テクニカル分析で勝っていくのはほぼ無理で、何度も登場して申し訳ないですが、金融機関のディーラーではテクニカル分析の使用を禁止するくらいダメなやり方です。(正しくは、禁止にはしないものの上位の先輩方でテクニカル分析をしている人は1人もおらず、全然成績の上がっていないへっぽこ社員の多くはテクニカル分析だったりします)

      中期投資

      数週間~数ヶ月で決済することを目的とする投資スタイルです。正直、私は中期投資の経験がありませんが、超短期投資と短期投資よりかは勝率は遥かに高いです。経験がないので中期投資は保有期間の説明だけにしてさっさと長期投資の話をさせていただきましょう。

      長期投資

      話の流れから察して頂きたいのですが、基本、長期投資をやってください。長期投資は適切な銘柄を選べばだいたい勝てます(儲かります)。なので長期投資がオススメなんです!

      なぜ長期投資は基本儲かるのかというと、日経平均株価を見れば答えが分かるでしょう。

      こちらは日経平均株価の5年チャートなんですけど、基本的に買って放置すると儲かるんですよ。2020年最初のコロナショックでは大きく沈んでいますね。この時にピンポイントで買った人はさすがに投げていると思いますし、投げたのは正解です。でもタラレバですけど、1年ほっとけば利益だったんですよ。

      でもって日経平均株価の恩恵を受けるのは東証1部に上場されている銘柄です。中でも225採用銘柄は特にその恩恵を受けるので、これから株を買おうと思っている人は225採用銘柄でGoogle検索して好きな会社の株を買うといいですよ。

      理由は何でもよくて「docomo使ってるからドコモ買おうかな」とか「株主優待カードが欲しいからイオンの株買おうかな」とかそんな理由で全然OKです。そして放置。買ったら放置です。私の両親は木曽路が好きで優待券目的で木曽路を買いました。毎年木曽路でタダ飯(優待券利用で)食べてますが、木曾路の株価は買った当初よりも2倍近く上がっています。

      こういう投資の方法が理想的であり正しいのです。100万投資して1ヶ月後に1000万狙うぞ!!!なんて投資方法で成功するのは1万人いて1人いるかいないかです。

      保有期間が長いと損失が発生しにくい理由とは?

      企業は常に業績アップを狙っていますよね。上場していない会社でも基本的に前年比プラスになるように努力しています。大企業はより真剣に業績アップを狙っています。そして投資家は業績が順調に伸びている会社に投資します。つまり基本、株価は上昇トレンドにあるんです。

      また政府(日本銀行)は毎年いくらかの予算を組んでETFを買っています。要は毎年いくらかのお金を株式市場に投入しているんです。一説にはこのETF買いが無いと日経平均株価は沈むと言われています。この説にはとても納得しています。実際、ETF買いがあるから安心して買っているのもありますから、政府がこれを辞めると言えば全銘柄を決済すると思います。(汗)

      しかも毎年〇兆円分買ってます。これら全部投資家に恩恵があるんですよ。今すぐ口座開設しましょう!恩恵を受ける側に回るんです!!

      【日銀 ETF 買入れ】とかでGoogle検索すると色々出てくるのでマニアックな記事が見たい方はこちらもチェックしてみてください。

      オペレーション(日次公表分)

      迷ったらこれを買えばだいたい儲かる

      ファーストリテイリングに転職すべきか | 成功の秘訣・エージェント・選考難易度 | ボクシルマガジン
      引用:BOXIL

      UNIQLOでお馴染みのファーストリテイリング<9983>です。日本を代表するトップ企業です。日経平均株価に寄与している銘柄トップランカーということもあって基本上昇しています。(下の画像参照)

      買って放置すればいい銘柄ですね。5年10年長い目で見守りましょう。

      ただ注意点は最低でも1000万近く必要になってくるのでお金持ちにしか買えません。これは注意。注意というか特記事項ですかね・・・。信用取引だと350万円程で買えますが、信用取引は半年間で決済&手数料が発生するので信用取引で長期保有はオススメしません。

      About Us | SoftBank
      引用About Us | SoftBank

      ファーストリテイリング(約1000万円)なんて高くて買えません!って人にはソフトバンクがオススメです。だいたい110万円あれば買えます。個人的にはソフトバンクはとってもお勧めです。孫さんは投資家を特に大事にしているので、色々と恩恵があります。こちらも寄与度の高い銘柄なので日経平均株価の恩恵がダイレクトにあります。

      東京エレクトロン株式会社
      引用:東京エレクトロン株式会社 (tel.co.jp)

      ファーストリテイリングとソフトバンクの間を取った株が東京エレクトロンですね。こちらも寄与度が高い銘柄なので日経平均株価の恩恵がありますよ!

      紹介した3銘柄どれも右肩上がりで急騰しているのが分かりますね。

      5月に買って12月に売れ!

      これは私がディーラー時代に上司から教わった話です。格言でも何でも無くて適当に5月に数百万円分買って12月に売ると儲かることが多いのです。これはGW前にポジションを決済する為で年末になると日銀がETFの余りを使い切る(全部ではない)動きがあったりそれを狙った投資家の買いなどがあったりとするためです。

      5月に買って12月に売る必要はありませんし、いきなり真似して適当に数百万円突っ込まないで欲しいですが、5月近辺は下がる可能性が高く、年末年始は上げやすいというのは頭の片隅に置いておくといいでしょう。

      ただ長期保有であれば関係ないですけどね。

      ここから先は少しマニアックな話になってきます。まだ証券口座すら開設していない人にとっては頭の痛い話だと思いますが、大事なことなので話半分でもお付き合いください。きっと貴方にとって有益な情報だと思います。

      バリュー株の分析方法

      株式投資には大きく分けて2つのタイプがあります。それがバリュー株とグロース株です。バリュー株というのは地味な会社であまり世間からは目立っていない会社の株を指します。質の高いサービスや製品を提供しているのに株価がイマイチっていうことです。

      ただこういう会社は何かのきっかけで注目を浴びると一気に株価が膨らむ可能性が高く、お宝銘柄とも呼ばれています。そんなバリュー株の見分け方をご紹介します。注目するポイントは以下の通りです。

      • 1.営業利益に12を掛けた数字が時価総額よりも多いかどうか
      • 2.時価総額が100億円以下か
      • 3.売上高と営業利益、経常利益が毎年増加しているか
      • 4.営業利益率が11.6%以上あるか
      • 5.有利子負債よりも現金が多いか
      • 6.自己資本比率が50%を超えているか
      • 7.営業キャッシュフローが2期連続でプラスかどうか

      特に重要なのが太字の時価総額と自己資本比率、営業CFです。時価総額が高すぎると大きく膨らむ可能性は少なくなってしまいます。時価総額以外は満たしている場合も買い基準として満たしたと判断しても良いですが、資産増加の可能性は少ないかもしれません。

      自己資本比率と営業CFについてはその会社の安定性を見ています。現金の多さも安定ポイントですね。現金がむちゃくちゃ多くて自己資本比率も50%以上あって、営業CFが2期以上連続でプラスになっているような企業はそこそこの暴落がきてもビクともしません。

      野村証券金融工学研究センターによると、過去30年間においてバリュー株の指数は多くの期間で市場平均を上回っています。(グロース株は下回っていた)つまり堅実に資産形成を図るならバリュー株分析で株を購入する方がいいのです。

      お宝銘柄なんて聞くと一見資産形成には遠回りの様に見えますが、急がば回れと言うでしょう。ウサギと亀で言えば亀がバリュー株なんですよね。

      ・・・となると、グロース株にあまり魅力を感じないと思います。が、小まめに株価をチェックしたいタイプの方にはグロース株の方が性に合っています。(ちなみに筆者はどっちもやっていますが、グロース株の方が利益率が高いです)

      グロース株の分析方法

      グロース株というのは、周囲の投資家が既に注目している状態です。つまり流れで言えば、バリュー株が進化してグロース株になるというイメージです。バリュー株の時から投資している投資家から見れば出遅れになってしまいますが、大きく儲けるチャンスこそ失ってしまいましたが、これからぐんぐん伸びる可能性を鑑みれば投資しないのももったいないですよね。

      グロース株のリスクとしてはある程度株価が上がったらバリュー株投資家が売って(利益確定)しまって大損してしまう可能性があるということです。(バリュー株投資家の踏み台になるという悲惨な結果に・・・)なので上級者向けと言えば上級者向けです。

      慣れればグロース株の方が儲けやすいので、10年、20年と株の世界に付き合ってやるぞ!と思っている方は少し経験しておいてもいいと思います。分析だけしてメモ帳に銘柄を控えて動向を追ってシミュレーション売買するのもおすすめです。本当に投資するわけじゃないので実損はありません。これ、筆者はよくやりました。実際に2年くらいこれやってから投資した記憶があります。(^^;だいぶビビリですからね・・・。

      それでは分析方法です。結構バリュー株と似ていますよ!

      • 1.営業利益に12を掛けた数字が時価総額よりも多いかどうか
      • 2.時価総額が100億円以下か
      • 3.売上高が過去4年間で2倍以上になっているか
      • 4.ROEが17.4%を超えているか
      • 5.ROAが11.3%を超えているか
      • 6.営業利益率が11.6%以上あるか
      • 7.有利子負債よりも現金が多いか
      • 8.自己資本比率が50%を超えているか
      • 9.営業キャッシュフローが2期連続でプラスかどうか
      • 10.上場から5年未満かどうか
      • 11.設立から10年以内か
      • 12.国内で事業を展開しているか(まだ海外進出していないかどうか)
      • 13.筆頭株主が社長かどうか(めっちゃ大事)
      • 14.ROEは高ければ高いほど良い(他の企業と比べてみよう)

      これがグロース株の分析方法です。

      特に13番の筆頭株主(大株主)が社長かどうかです。たまにあるのがIPO(新規上場)と同時に自分の持株を売り払ってキャッシュ化して仕事放棄してとんずらする社長です。これが俗に言う上場ゴールってやつです。

      でも大株主が社長だとそういうことはせずに一生懸命仕事してきた証拠になるのです。だって株価が上がって一番恩恵受けるのは社長自身だから誰よりも会社の未来を考えるって訳です。(でもって、社長が売ってきたら売る準備をするといいでしょう)

      グロース株は短期決戦だと思ってください。この短期決戦というのは数日かもしれませんし、数ヶ月、数年かもしれませんがとにかく毎日見ることです。そして逆指値を毎日更新(発注)させること!これが大事です。

      バリュー株とグロース株も、これら条件全てに合致しないと買っちゃいけないという訳ではありません。全てに合致するのは結構稀です。ただ全て合致してても必ず儲かる訳ではありませんので、この辺りは誤解しない様にしてください。あくまでも参考指標として頭に入れておいていただければ幸いです。

      登録した方がいいサイトなど

      会社四季報オンライン

      会社四季報オンライン (@shikihojp) | Twitter
      引用:会社四季報オンライン|株式投資・銘柄研究のバイブル (shikiho.jp)

      会社四季報という投資家の必需品があります。分厚い辞書みたいなやつです。が、字が小さくてちょっと開くだけでもうお手上げってなっちゃうんですよね。私が金融機関にいた頃の部長(60代)は紙の方がいいということで本を買って読んでいましたが、私はネットの方がありがたかったです。

      しかも上で紹介した分析方法を1社1社調べていくと1000時間くらい必要なんですよね。感覚的に・・・。となると手間なんですけど、会社四季報オンラインだとスクリーニング機能があるので、例えば

      • 1.時価総額100億以下の企業限定で、
      • 2.営業利益が時価総額の12倍以上あって、
      • 3.ROAが11.3%以上あって・・・

      みたいな検索方法が出来ます。それでずらーっと銘柄がヒットするので簡単にできちゃいますが、1ヶ月1100円(プレミアムプランは5500円)掛かるので要注意です。私はプレミアムプランで5500円払ってましたがベーシックプランの1100円でもたぶんいけます。

      ZAI ONLINE

      投資&お金の総合サイト! ザイ・オンライン
      引用:投資&お金の総合サイト! ザイ・オンライン (diamond.jp)

      優待名人の桐谷さんがよく出てきます。(コーナーがあります)来週の日経平均株価予想とかもやっているんですが、結構当たるのでビックリしています。筆者が初めて買った本もダイヤモンドZAIさんです。無料でこのサイトは活用できるのでチェックしてみてください。あとコンビニでもZAIは買えるのでたまに買ってみてください。価格と内容がアンバランスです。めちゃくちゃ安いと思います。

      いかがでしょうか?少しでも勉強になったと思っていただけたら幸いです。また週末に更新するので、ブックマークに登録してちょくちょく見に来てくれると励みになります。ありがとうございました!

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